分散VCS git
More Emacsのソースコード管理に、Source Forgeの提供するgitを使おうかと思っています。慣れ親しんだSubversionでも良いのですが、OSSでは多くの有名どころのプロジェクトが分散VCSに乗り換えているという情勢を考えて、ここはひとつ新システムに挑もうと考えました。
WEB+DB Press vol.50にgitの特集があって、それを書いているのがLinusからgitを引き継いだhamanoさんという日本人の開発者とのことなので、読んでみました。
読んだ感想としては「難しい。。。」です。ちょっと甘くみていました。特にブランチの考え方がすごく広がっているようです。いままで私が単一リポジトリベースのシステムを使ってきた範囲では、ブランチというのはたまにするものというイメージが割りとあったのですが、gitではあらゆるものをブランチで表現するという印象です。
ブランチのような根本的もの以外にも過去のコミットをいかに修正するかというようなところも機能としてあるようですが、この辺もちょっと難しそうです。
gitを使っているOSSプロジェクトと言えば、本家本元のLinux、Ruby on Rails、X.org、GNOMEなどがありますが、現時点での感想としてはよく運用できているなぁという感じです。しっかりとした運用ルールがあるのでしょうね。